【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

2014新春南部大闘牛大会

2014新春南部大闘牛大会

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光希、電撃速攻で5連勝
徳田若力は山里シーサー下す

 三が日闘牛締めとなる新春南部大闘牛(主催・南部闘牛組合)が3日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファンや観光客など約1200人の観客がつめかけ、次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。
千キロ前後の巨体が激しく押し合い、勝負が決まる場面では二頭が重なって柵に激突する大迫力場面も再三。観客は延々2時間半にわたって闘牛のだいご味をたっぷりとした。

目玉カードだった結びの一番は一発逆転光希Japan打が、だだ吉優輝を下し、デビューから5連勝となった。これまで名前どおり逆転勝ちが目立った光希だが、今日は序盤から優輝に猛攻を浴びせた。両牛、交角と同時に激しい押し合いとなり、会場はどよめきの連続。一瞬、優輝が押し返す場面があったが、勢いは光希にあった。水平に湾曲した鋭い角を優輝の額に当て、強引に押しまくった。額に食い込むように当たった角を振り払うように優輝は後退。何とか体勢を立て直そうとする優輝だったが、光希の圧力はすさまじく優輝はあっという間に柵際に。柵に激突する場面は辛うじて逃れたが、間髪を入れず光希が矢のような押し込み一発。優輝は顔が天井を向くほどに体勢を崩され、たまらず敗走となった。この間わずか42秒。目にも留まらぬ電撃速攻が決まり、光希が圧勝した。5連勝無敗だっただだ吉優輝をいとも簡単仕留めた光希の人気は急上昇となりそうだ。

3番戦は徳田若力が山里シーサーに終始攻勢をかけ続け、前回黒星のうっぷんを晴らすような快勝を収めた。

2戦目の古堅モータース朝日大力は武装戦線王道を柵に叩き付ける圧勝で闘牛通を唸らせた。

次回は2月2日うるま市石川多目的ドームで旧正月準全島闘牛大会。

新春南部大闘牛大会

優 勝:一発逆転光希Japn打
殊勲賞:常勝会新風
敢闘賞:不死鳥
技能賞:グーチョキパー

対戦結果 左側が勝牛

牛 名             対戦時間     牛 名
一発逆転光希Japan打   0分42秒   だだ吉優輝 →動画
不死鳥            26分09秒   雲龍優毅號
徳田若力            3分09秒   山里シーサー →動画
古堅モータース朝日大力  1分19秒   武装戦線王道 →動画
南山王              2分17秒   一撃ガン太
大志パンダ           3分11秒   金功重機大力 →動画
蓮大砲             0分25秒   蓮大砲
グーチョキパー        9分17秒   たかちゃん
新力同志號          6分49秒   琉神魂和號
常勝会新風          6分59秒   荒吹ウルフ

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