【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

上本部中学校70周年記念チャリティー闘牛大会

上本部中学校70周年記念チャリティー闘牛大会


移籍牛同士の対決

上本部中学校70周年記念チャリティー闘牛大会



 上本部中学校70周年記念チャリティー闘牛大会(主催・上本部中学校期成会・本部闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が27日午後1時から本部多目的広場闘牛場で行われる。
迫力満点の闘牛を堪能しながらの資金造成(11月に記念式典)、主催者は県内各地のOBに来場を呼びかけている。地元組合から12頭、他組合から8頭の20頭による10取組が予定されている。デビュー牛や徳之島からの移籍牛が6頭と新鮮さが際立っているが、注目は結びに登場する清風王道。節目となる10勝目をめざすが、昨年11月に続いて5月全島大会への連続出場の切符もかかる。
12時15分からは太鼓・吹奏などの余興で大会を盛り上げる。

入場料は大人2千5百円(女性2千円)、中高生千円、小学生以下は無料。

「結びの一番戦」  清風王道  対  邪道王
 

「王道」と「邪道」、意味深なネーミングとなっているが、どちらに軍配が上がるか興味津々だ。清風は作年5月4日、徳之島軽量級王座に挑戦したが、チャンピオン(コウダ技電ラッキーパンダ)の牙城を崩せず完敗。11年7月デビューから続いていた連勝も7でストップ。一からの出直しとなったが、二ヶ月後の7月には移籍先の沖縄で早々の復活(戦闘ムサシに12分で勝利)を果たした。二戦目となった昨年11月秋全島では無垢家牛を8分余で撃破。“王道”に戻った形となり、この時点で再び闘牛通の関心を集めた。これまでに破った相手はYMTフレンズ笑天、突撃瞬希輝太、轟木トガイ、極心トガイ、伐折羅天龍、戦闘荒鷲など。対戦内容からは、相手の疲れを待つ「持久型」のイメージだが、勝機を捉える集中力も強い。今回勝てば初黒星後3連勝、全盛時の強さが戻ってきそうだ。

邪道王(旧名は栄栄王)も徳之島からの移籍牛で昨年は2勝1敗1分の戦績。徳之島での活躍を勘案してもまずまずの一年となったが、今年は黒星先行。元旦闘牛で貴鶴ゴバヌーに黒星を喫しているので連敗は何としても避けたいところ。立派な大角を武器にカケ押しを得意とするが、勝機の集中力にムラがある印象。守りの堅い清風王道だけに、何とか“力”を出し切りたいところ。

「2番戦」 竜輝斬克龍 対 戦闘ムサシ 

両牛、前場所は白星で熱戦が期待できる。竜輝斬克龍は元旦闘牛で琉希登パンダを一蹴。8月夏の全島で荒天真優葉に敗北するも、早々と復調を果たした。2連勝で完全復活となるか。

戦闘ムサシは元旦闘牛で光トガイに快勝し、2月旧正でも上里号に完勝。毎月ペースだけに試合間隔が気になるが、2戦とも長期戦ではないので期待してよいだろう。どちらもエンジンのかかりは速くない。5分を過ぎてのスタミナが勝敗のカギとなりそう。

上本部中学校70周年記念チャリティー闘牛大会




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