【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

石川大闘牛大会

石川大闘牛大会






石川大闘牛大会




石川大闘牛大会




 石川大闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が28日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
今年15回目の闘牛だったが、県内各地からの闘牛ファンや観光客などがつめかけ、次々に繰り広げられた9組(1組不戦勝、勝負なしのアトラクション含まず)のを楽しんだ。31分超の長期戦もあったが、7組が5分以内で勝負が決まる短期決戦。快テンポの進行となり、勝負が決まる迫力場面では歓声やどよめきが再三だった。

注目を集めた結びの一番は、前沖縄全島一(チャンピオン)の東立成号がベテラン牛の荒波を一蹴し、鮮やかな復活劇を果たした。前回の敗北(王座陥落)のうっ憤を晴らすような、すさまじい電撃速攻だった。目にも留らぬ鋭い押し込み一発がさく裂すると、一瞬荒波の上半身が宙に舞い、あっという間に柵際に。間髪を入れず柵に詰まった荒波に東立成号の腹取りが決まった。東立成号が留めの腹取りを出さなかったため、荒波が向き直る場面もあったが、戦意喪失はありあり。その後、荒波がゆっくりと戦列を離れたところで勝負に幕が降りた。通算7勝目を上げた東立成号はこれまでと比べ、勝負が速くなった印象。次戦に大きな期待を抱かせる勝利だった。

2番戦は嘉良来亥背白がミツケ紅雲を攻めまくり、3分余で快勝した。終始前に出る戦いで全く危なげなし、この後一段の上昇が見込めそうだ。これで通算歴は9勝2敗(沖縄)。

徳之島から移籍し、沖縄初場所となったモーくんは軽快な動きで龍剣を圧倒。3分余で沖縄デビュー戦を快勝した。

次回は7月5日午後4時から本部多目的広場闘牛場で本部闘牛大会。

石川大闘牛大会

優  勝:東立成号
殊勲賞:義(ヨシキング)王
敢闘賞:牛魔王
技能賞:モーくん

対戦結果 左側が勝牛
牛 名  対戦時間  牛 名
東立成号  1分12秒  荒波 →動画
嘉良来亥背白  3分39秒  ミツケ紅雲 →動画
怒虎為勝  不戦一発  逆転じゅりJAPAN
マル優力也  2分22秒  鬼頭龍
テン  0分41秒  魚ちゃん2 号 →動画
義(ヨシキング)王  10分48秒  常勝会鬼若
モーくん  3分10秒  龍剣 →動画
ジンベイ親分  0分13秒  プリウス
長堂尾白J r  2分08秒  石川タッチュー
牛魔王  31分43秒  彩乃花形
魁闘勇士五代目  アトラクション  逞真王

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