【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

具志川大闘牛大会

具志川大闘牛大会


再戦の勝者が復活!

<center>具志川大闘牛大会

 具志川大闘牛大会(主催・具志川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が7日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。
今年13回目の闘牛で、具志川主催では昨年9月以来。主催組合から16頭、他組合から8頭、計24頭による12組の対戦が予定されている。昨年同様、自組合の出場牛が3分の2を占める構成だ。飼育頭数の減少により、近年ではなかなか実現できない数字だけに“ウシグニ具志川”面目躍如の感がある。取組の方も戦力拮抗のカードがずらりと並び、激戦連発は必至の情勢。闘牛の大迫力が満喫できそうだ。注目は2番戦の金太郎(6戦全勝)、3番戦の名護トガイー(元徳之島中量級チャンピオン)の2頭。両牛とも今後の闘牛戦線に影響を及ぼす実力牛だけに、その戦いは大きな注目を集めそうだ。入場料は大人2500円(女性2000円)、中高校生は1000円。小学生以下無料。

「スペシャルリターンマッチ」 荒波 対 戦闘大主 

両牛は昨年1月2日の新春闘牛で対戦し、荒波が勝利している。荒波は2007年6月父の日大会デビューし、20戦超の戦歴がある大ベテラン牛。ここまで16勝を上げ、中量級王座に2回も挑戦した華々しい活躍がある。2013年はスランプに陥っていたが、2014年は下馬評を覆す形で蜂男トガイー来夢、喜友名竜力などの名だたる荒技牛を撃破し、大波乱劇の立役者となった。今年はさらに快進撃が続くかと期待されたが、勢いを喪失した形で2連敗。ここから再度の上昇を図ることになるが、復活のカギは兎にも角にも「闘争心」。期待を背負っての一番となりそうだ。戦闘大主は3月の長寿祝い大闘牛以来、2ケ月ぶりの登場。金太郎に敗れており、こちらも復調がかかる一番。戦闘大主は徳之島からの移籍牛で、2013年1月新春石川大会で沖縄デビューした。ここまで琉球美宝、ダイナマイト一撃、みつる将軍、雷神丸、馬天白皇、剛力天神丸を下して6勝(3敗)を上げている。昨年11月には中量級王座に挑戦するなどひところの勢いはすばらしかったが、最近は完全に一服状態。ただ、これ以上の足踏みは避けなければならず今回はまさに背水の陣となる。エンジンのかかりがめっぽう速いので、復活は序盤の動き次第。対戦開始3分以内は目が離せない展開となる。

「その他」

2番戦の金太郎は今売出し中の新鋭牛。土つかずの快進撃を続けており、今年のホープ牛の一頭だ。ここを難なく突破して11月秋の全島大会へののろしを上げることになるか。3番戦のダイキ花形は昨年10月徳之島で中量級王座を獲得(対戦相手は大愁龍勇気)。わずか2戦目でのタイトル奪取劇となり、大きな期待を集めたが、まさかの初防衛(今年1月2日、相手は邁進龍)失敗。沖縄で再起をかけることになったが、要注目だ。

具志川大闘牛大会


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