【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

伊波闘牛場落成記念大会

伊波闘牛場落成記念大会


伊波闘牛場落成記念大会


復元された伊波闘牛場で闘牛大会

 伊波闘牛場落成記念大会(主催・伊波闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)26日(土)午後5時から石川市の伊波闘牛場で行われる。大正時代に起源があるといわれる伊波闘牛場は延々90年余にわたり地域の伝統娯楽「闘牛」を育んできたが、2006年4月2日の大会が打ち止めだった。翌2007年に完成した快適な全天候型ドーム闘牛場(石川多目的ドーム)への乗換開催が原因。その後、闘牛場を含む一帯は大規模な造成工事が行われ、「伊波公園」に生まれ変わり、市民の憩いの場となっている。かつての闘牛場はほぼ同じ位置にこじんまりと復元され、モニュメント風の趣がある。公園が完成した3年前から地元の闘牛関係者の間では、いつか記念大会だけは開催したいとの希望を持ち続け、ようやく実現の運びとなった。今回の復活劇は、これまで長年闘牛を支えてきた地域の人々に対する謝恩も兼ねての開催でもあると組合では話している。今では希少となった野外闘牛、なつかしさがいっぱいの大会となりそうだ。取組(別表)は合計7番で上位4番は通常大会並みの勝負付けを行い、下位の3番は稽古(練習試合)。シー牛(結びの一番)2頭はバリバリの一戦級同士、見ごたえ十分の激戦となりそう。川風倫太王は徳之島から昨年移籍し、沖縄入り2連勝。鋭い角を使いながら一気に攻め込むタイプ。独眼龍正宗は闘牛ファンなら周知、徳之島、沖縄を股にかけ、勝ち星を重ねている。首力が強く、守りが堅い。他12頭はほとんどがデビュー戦。明日のスター候補牛を発掘する楽しみがあるだろう。4時30分から式典、入場無料。周辺に駐車場が少なく、観戦希望者には配慮をお願いしている。
伊波闘牛場落成記念大会







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