【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

2014新春大闘牛大会

新春大闘牛大会 長年続く正月2日の定番大会で、例年どおり20頭による10取組。

2014新春大闘牛大会



2014新春大闘牛大会



新鋭対ベテランの対決
2日 うるま市石川多目的ドーム


2014新春大闘牛大会

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「大一番」 それいけ台風 対 石山玄皇 

 それいけ台風(旧名はスポーツ104号)は体格があり、持久戦タイプ。相手の疲れを待って攻めるが、巨漢石山玄皇のスタミナを奪う戦いを作れるかどうか。今年2月の旧正月準全島で当時全島一の座にあった東山優武勝に挑戦したが、6分余で敗れている。10ケ月ぶりの出場はプラス材料で期待できそうだ。

石山玄皇は3戦目。今年3月伊波で初場所(暖流号)を飾り、6月には白龍王を下している。期待の超大型牛だが、今のところ戦法に派手さがないため人気爆発とはなっていない。その分成長力を感じさせ、伸びしろは十分と考える。前回以上のパフォーマンスがみられるかどうか注目したい。

その外で注目したいのは2番戦の戦闘大主と3番戦の八重山カンムリワシ。大主は目の覚めるような荒技速攻で知られる今年のホープ牛で次期中量王座挑戦牛候補の一頭。横開きの鋭い大角の持ち主でリングに入るだけで緊張感がみなぎり、存在感は抜群だ。カンムリワシは今月1日デビューしたばかり。風神帝王に圧勝し、闘牛通の関心を集めた。


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