【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

G★W祭与勝闘牛大会

 
G★W祭与勝闘牛大会


再起をかける両牛
朝戸大宝VS常勝会天電
5日に与勝闘牛大会(うるま市石川)

G★W祭与勝闘牛大会



 G★W祭与勝闘牛大会(主催・与勝闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が5月5日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。
ゴールデンウィーク期間中の闘牛としては4年連続の開催。火花散る巨体激突の大迫力場面を満喫できるイベントとして定着した感があり、連休中の行楽客や観光客へのおすすめスポットだ。
主催組合から8頭、県内各地の組合から選抜した12頭、合計20頭が出場する。ベテラン、中堅、若手、多士済々の布陣で、徳之島からの移籍牛やデビュー牛など新顔も4頭。激戦必至の好カードを含む10取組が予定されている。
入場料は大人2500円(女性2000円)、中高校生は1000円。小学生以下無料。

「結びの1番」 朝戸大砲 対 常勝会天電 

朝戸大砲は徳之島からの移籍牛。デビューから3連勝の快進撃でトップランク入りした。2011年5月3日に徳之島天城町で行われた「全島中量級・ミニ軽量級優勝旗争奪戦闘牛大会」の中量級王座争奪戦に出場。雨中、ぬかるむ対戦場で、亀山工業若力と泥まみれの激戦を繰り広げたが、2分52秒で敗れた。長期休養の後、新天地で再起を期すことになったが、実績のある実力牛だけに要注目だ。

常勝会天電は昨年10月うるま市祭り闘牛以来。結びの一番に出場し、金功重機花形と割り、突きの応酬で場内をわかせた。観客の肩を揺らす乱戦だったが、花形の押し込みであっさり体勢を崩され、そのまま敗走。鋭い道具(角)を使っての前進は威力十分だが、このところやや淡白さが目立つ結果となっている。今回休養が妙薬となる可能性があり、展開次第だが、復活の白星が期待できる。

「2番戦」 屋慶名昭和20年生号 対 独眼龍政宗

20年生号は3月31日の新屋慶名大闘牛に出場したばかり。対戦間隔がやや短いが、40秒の楽勝(相手は南星大力)だったので疲れはまったくないだろう。沖縄→徳之島→沖縄とキャリア豊富なベテラン牛で、沖縄復帰してからの勝率は上々。たまにムラ気が出る場合があるが、気合十分で戦ったら白星の公算は高い。独眼龍も前場所は勝利(相手は神風桃太郎)で今度も期待が持てる。接戦に持ち込み、20年生号の淡白さを引き出せれば白星が見えてくるだろう。

「デビュー戦」

8番戦のひかり号、9番戦の常勝会新風、10番戦の雷神グリース。明日の花形牛が見つかるかどうか、楽しみが残されている。

G★W祭与勝闘牛大会



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