【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

第7回うるま祭り闘牛大会

第7回うるま祭り闘牛大会

          金功重機花形(左)に腹取りを決められ、敗走する常勝会天電 

金功重機花形、常勝会天電を下す!  
 第7回うるま祭り闘牛大会

 第7回うるま祭り闘牛大会(主催・うるま祭り実行委員会。後援・沖縄タイムス社)が20日(土)午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
うるま祭り初日の人気イベントとして知られ、普段有料の闘牛が“無料”で見られるとあって地元の家族連れ、県内各地からの闘牛ファンや観光客など約3000人がつめかけた。対戦開始前には景気付けの余興や主催者挨拶、くす玉割りなど恒例のセレモニーが行われた。今年は7月にうるま市と友好都市提携を結んだ盛岡市から谷藤裕明市長ら友好の翼訪問団数十人の観戦もあった。
勝負が決まる迫力場面ではどよめきや歓声が再三だったが、注目を集めた結びの一番は金功重機花形が前年の覇者常勝会天電を下し、大会優勝旗を獲得した。
両牛、対戦開始と同時に火花が散るような激しい押し合い。互いの鋭い角が相手の眉間に何度も当たる、まさに手に汗握る一戦となり、場内は大歓声の連続となった。息づまるようなすさまじい“打ち合い”を制したのは金功重機花形。対戦開始1分過ぎ、花形の攻勢にたじたじとなった天電が一瞬のためらいを見せた後、脱兎のごとく敗走した。場内に大きなどよめきが起きるや否や、ここを勝機とばかり花形が飛び込むような腹取りを決め、圧勝した。前月デビューしたばかりの金功重機花形は早くも2勝目を挙げ、上位戦線に割って入りそうな勢いとなった。

2番戦は10分超の熱戦となったが、スタミナに優る石山新が独眼竜正宗を下し、徳之島から沖縄入り2戦目で初勝利を挙げた。

3番戦も大熱戦となったが、14分余で嘉良来亥背白が粘る優羽総業マックスを振り切った。

次回は23日(日)午後1時から今帰仁村営闘牛場で今帰仁村総合まつり闘牛大会(入場無料)。


第7回うるま祭り闘牛大会

優  勝: 金功重機花形
殊勲賞: 石山新
敢闘賞: SRKブルーキングダム
技能賞: 無天爆撃

対戦結果 左側が勝牛

牛 名       対戦時間    牛 名

金功重機花形    1分14秒   常勝会天電 →動画

石山新    11分12秒      独眼竜正宗 →動画

嘉良来亥背白     14分20秒    優羽総業マックス →動画 

隆羽白鵬    4分56秒     石川花形 →動画

飛龍     2分04秒      龍星突撃一也號

無天爆撃    16分52秒    立進龍

SRKブルーキングダム     25分27秒    トリプル大砲

徳田若力    5分21秒     強心号

長堂尾白ジュニア    3分51秒      ワイトゥイ花形

レモン壱瑠      13分12秒    ハヤテ号

川風三銃士     2分48秒    翔夢立喜3号

東秀パンダ    2分23秒    大流号

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