具志川花形大闘牛大会
熱戦期待の具志川大会

1年ぶりの勝利(12勝目)で復調なるか、常勝会荒波

2年ぶりの登場、5勝目で上位グループ入りを果たしたい翔龍
具志川花形大闘牛大会(主催・具志川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)で12日午後1時からうるま市の安慶名闘牛場で行われる。
安慶名闘牛場では2009年5月以来2年ぶりの開催(雨天時は石川多目的ドームに変更)。
50年以上にわたって闘牛ファンを熱狂させてきた由緒ある闘牛場で、久々に本来の“闘牛”を満喫できそうだ。地元から14頭、他組合から6頭の合計20頭による10取組が予定されている。好カードが目白押しだが、今大会は“新顔”が7頭と目立っているのが特徴。明日の人気花形牛候補を探す楽しみもありそうだ。会場をわかす熱戦連発を期待したい。
入場料は大人3000円(女性2000円)、中高生は1000円。
「シー1番戦」 常勝会荒波 対 翔龍。
常勝会荒波(11勝3敗)は昨年5月以来の出場。その時は大勝神龍に6分で鮮やかな腹取りを決め、前々場所(2010年2月対ゆかり号戦)の黒星を払拭する快勝劇だった。相手に合わせた戦いができる自在型で、後半相手の戦力が落ちたところを一気に押し込む集中力がある。やや長すぎるブランクの影響が心配されるが、得意のカケ技で終始相手の動きを封じることができれば遅かれ早かれ白星が見えてくるだろう。地力・実績の比較からも勝利は譲れないところ。
翔龍(4勝1敗)は荒波よりさらに長い休養明けで実に2年ぶりの登場。真壁花形に初黒星を喫した後の復帰場所(沖大王に快勝)以来となる。この間伸び盛りだっただけに、心身ともにどれだけ成長したかも関心の的。1100kg級の超大型牛でツボにはまった場合の押し込みはかなりの威力がある。体力にものをいわせた怒涛の押し込みがさく裂すればという条件で白星を期待する向きが増えている。
「その他」 7頭の新顔の紹介
2番戦の山岳びらは旧名が山本山(4戦4勝)で徳之島からの移籍。有望大型牛で知られるが、ここまで1年半の長期休養があり、どんな復活場所になるか気になるところ。
3番戦の闘将☆ハヤテはデビュー戦。稽古の評判がよく期待が集まっている。
4番戦の仲村将軍は元徳之島牛で旧名は将軍花鷲けんたろう(2勝1分)。こちらは今年の徳之島正月大会で闘将結愛に26分で完勝し、持久戦に強いところを見せている。
9番戦の千翔ブルースリー、フカジリー一撃も徳之島からの移籍組で沖縄初見参。
6番戦のとぐち大鷲、10番戦の大流號、ミニミニ有利愛はデビュー戦。
具志川花形大闘牛大会
平成23年6月12日(日) 午後1時より
☆うるま市安慶名闘牛場(うるま市石川多目的ドーム)☆
●主催:具志川闘牛組合 ●後援:沖縄タイムス社
紅 組 番 付 白 組
常勝会荒波 1 翔 龍
常勝会(具志川)970kg 平川 宗幸(具志川)1100kg
風神武蔵 2 山岳びら
安座間 直次(具志川)950kg 屋富祖 幸一(今帰仁)1000kg
闘将☆ハヤテ 3 千翔くろひげ
闘将会(具志川)970kg 千翔グループ(具志川)920kg
仲村将軍 4 赤野ヒーゲー
仲村盛順(具志川)970kg 与古田伸盛(宜野湾)1050kg
翔夢立喜号 5 荒風キング
大城 正一(屋慶名)950kg 宜野座 愛子(八重山・轟)950kg
一心盛牛 6 とぐち大鷲
栄野川 盛進(具志川)890kg 嘉手苅 幸(具志川)900kg
二代目メリケンカブラー 7 本部ヒーゲー
名嘉真 博之(東恩納)850kg 知念 利信(本部)830kg
楓 花 形 8 みんなのパンダ
仲村 孝(具志川)800kg 福原 兼二郎(具志川)810kg
千翔くろひげ 9 フカジリー一撃
千翔グループ(具志川)780kg 外當 博樹(具志川)780kg
大流號 10 ミニミニ有利愛
知念 正弘(具志川)730kg 比嘉 有利愛(今帰仁)650kg

1年ぶりの勝利(12勝目)で復調なるか、常勝会荒波

2年ぶりの登場、5勝目で上位グループ入りを果たしたい翔龍
具志川花形大闘牛大会(主催・具志川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)で12日午後1時からうるま市の安慶名闘牛場で行われる。
安慶名闘牛場では2009年5月以来2年ぶりの開催(雨天時は石川多目的ドームに変更)。
50年以上にわたって闘牛ファンを熱狂させてきた由緒ある闘牛場で、久々に本来の“闘牛”を満喫できそうだ。地元から14頭、他組合から6頭の合計20頭による10取組が予定されている。好カードが目白押しだが、今大会は“新顔”が7頭と目立っているのが特徴。明日の人気花形牛候補を探す楽しみもありそうだ。会場をわかす熱戦連発を期待したい。
入場料は大人3000円(女性2000円)、中高生は1000円。
「シー1番戦」 常勝会荒波 対 翔龍。
常勝会荒波(11勝3敗)は昨年5月以来の出場。その時は大勝神龍に6分で鮮やかな腹取りを決め、前々場所(2010年2月対ゆかり号戦)の黒星を払拭する快勝劇だった。相手に合わせた戦いができる自在型で、後半相手の戦力が落ちたところを一気に押し込む集中力がある。やや長すぎるブランクの影響が心配されるが、得意のカケ技で終始相手の動きを封じることができれば遅かれ早かれ白星が見えてくるだろう。地力・実績の比較からも勝利は譲れないところ。
翔龍(4勝1敗)は荒波よりさらに長い休養明けで実に2年ぶりの登場。真壁花形に初黒星を喫した後の復帰場所(沖大王に快勝)以来となる。この間伸び盛りだっただけに、心身ともにどれだけ成長したかも関心の的。1100kg級の超大型牛でツボにはまった場合の押し込みはかなりの威力がある。体力にものをいわせた怒涛の押し込みがさく裂すればという条件で白星を期待する向きが増えている。
「その他」 7頭の新顔の紹介
2番戦の山岳びらは旧名が山本山(4戦4勝)で徳之島からの移籍。有望大型牛で知られるが、ここまで1年半の長期休養があり、どんな復活場所になるか気になるところ。
3番戦の闘将☆ハヤテはデビュー戦。稽古の評判がよく期待が集まっている。
4番戦の仲村将軍は元徳之島牛で旧名は将軍花鷲けんたろう(2勝1分)。こちらは今年の徳之島正月大会で闘将結愛に26分で完勝し、持久戦に強いところを見せている。
9番戦の千翔ブルースリー、フカジリー一撃も徳之島からの移籍組で沖縄初見参。
6番戦のとぐち大鷲、10番戦の大流號、ミニミニ有利愛はデビュー戦。
具志川花形大闘牛大会
平成23年6月12日(日) 午後1時より
☆うるま市安慶名闘牛場(うるま市石川多目的ドーム)☆
●主催:具志川闘牛組合 ●後援:沖縄タイムス社
紅 組 番 付 白 組
常勝会荒波 1 翔 龍
常勝会(具志川)970kg 平川 宗幸(具志川)1100kg
風神武蔵 2 山岳びら
安座間 直次(具志川)950kg 屋富祖 幸一(今帰仁)1000kg
闘将☆ハヤテ 3 千翔くろひげ
闘将会(具志川)970kg 千翔グループ(具志川)920kg
仲村将軍 4 赤野ヒーゲー
仲村盛順(具志川)970kg 与古田伸盛(宜野湾)1050kg
翔夢立喜号 5 荒風キング
大城 正一(屋慶名)950kg 宜野座 愛子(八重山・轟)950kg
一心盛牛 6 とぐち大鷲
栄野川 盛進(具志川)890kg 嘉手苅 幸(具志川)900kg
二代目メリケンカブラー 7 本部ヒーゲー
名嘉真 博之(東恩納)850kg 知念 利信(本部)830kg
楓 花 形 8 みんなのパンダ
仲村 孝(具志川)800kg 福原 兼二郎(具志川)810kg
千翔くろひげ 9 フカジリー一撃
千翔グループ(具志川)780kg 外當 博樹(具志川)780kg
大流號 10 ミニミニ有利愛
知念 正弘(具志川)730kg 比嘉 有利愛(今帰仁)650kg