【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

夏の全島闘牛大会

夏の全島闘牛大会(主催:県闘牛組合連合会、後援・沖縄タイムス社)が8日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。

「夏の全島」は昨年まで開催されていた全島軽量級王座争奪戦闘牛大会を発展解消したもの。
5月に新設された”中量級全島一”争奪戦を組み込み、ビッグイベントの様相だ。
夏休みの親子連れや観光客にはもってこいの大会となりそう。
目玉のタイトルマッチは中量級、軽量級どちらも現チャンピオンがタイトルを返上したため”王座決定戦”に。
選抜された4頭とも闘牛界の”荒技牛”だけに観客の目を釘づけにする大激戦が期待されている。
迫力満点の闘牛がたっぷりと堪能できるだろう。

入場料は大人3000円(女性は2000円)中高生1000円、小学生以下は無料。

「中量級全島一争奪戦」友人舞虎龍 対 古堅モータース昇龍。


夏の全島闘牛大会
友人舞虎龍

夏の全島闘牛大会
古堅モータース昇龍

現王座伊良皆圧送若頭のタイトル返上によるもの。
2008年7月白星デビューした舞虎龍(旧名白拳龍王、4勝1敗)は目下2連勝。
3戦目にベテラン大勇力に敗れたが、その後一戦ごとに安定感を増し、これから一段と戦力が伸びる時期を迎えている。
一方の昇龍は2009年2月に長堂畜産悠人号を下して初場所を飾り、2連勝で迎えた3場所目(2009年11月)に戦闘匠号に初黒星を喫した。
9ケ月の休養を入れ、調子、気配ともよく見える。

両牛、戦法は似ており、形のいい角を使いながら前に出るタイプ。どちらが先手を取り、相手を押し込むことができるか、対戦開始5分間の攻防で勝敗の行方が見えてくるだろう。

「軽量級全島一争奪戦」闘将☆メカ 対 闘龍山。

夏の全島闘牛大会
闘将☆メカ

夏の全島闘牛大会
闘龍山 

5月に初防衛を果たした丸昇組花形が”軽量級全島一優勝旗”返納に伴う決定戦。

メカは昨年徳之島で2勝した後沖縄に移籍。今年3月の石川大会で沖縄デビューした後3連勝。
通算では5連勝の快進撃だ。

闘龍山も徳之島の実力牛で知られ、旧名は池田号。こちらは沖縄入り後3連勝を含め通算7勝2敗の戦歴。

まだ負けていないメカが下馬評はやや優勢となっているが、闘龍山の「一発」に期待する向きが大会を前に増え、予断を許さない情勢だ。先手を取るのは闘龍山か。対戦開始間もなく闘龍山の猛烈な押し込みがさく裂し、これをメカががっちりと食い止める展開となろう。5分過ぎてどちらの呼吸が乱れるのか、スタミナの差で決着と予想する。

「3番戦」こちらも人気のカード。
5戦全勝のトラトラがやや優勢だが、5月の全島でキング花形に快勝した一心力(3勝1敗)の株も上昇中。

夏の全島闘牛大会
中量級・軽量級全島一優勝旗争奪戦

★ 平成22年8月8日(日)午後1時より ★
うるま市石川多目的ドーム

主催:沖縄県闘牛組合連合会 後援:沖縄タイムス社

紅 組 番  付 白 組
友人舞虎龍 中量級全島一争奪戦 古堅モータース昇龍
闘将☆メカ 軽量級全島一争奪戦 闘 龍 山
琉昇天力トラトラ 3 一 心 力
丸石白龍      4 永玉栄若力
川風入福パンダ 5 富 士 虎
照天大道カブラー 6 荒天花形
闘魂勇士パンダ 7 闘龍荒鷲
白ガン龍      8 まんぷく光龍
爆進パンダ 9 新 星 号
川田龍神丸 10 丸正圧送ポンプ号

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