【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

第11回平成若猪会大闘牛大会

第11回平成若猪会大闘牛大会

日時:2023年6月11日(日曜)13時開始
場所:うるま市石川多目的ドーム
料金:男性3000円・女性2000円・中高生1000円・小学生以下無料




中量級トップランカーが勢揃い


シーの3番戦 新力Baby VS東照宮


第11回平成若猪会大闘牛大会
【新力Baby】
9戦全勝で次期チャンピオン候補として注目される新力Babyは無冠の帝王と称された名牛「梨夢神」を父に持ち、デビュー前の牛を評価する闘牛候補審査会においても、優等牛に選ばれ若い頃から注目されていた。デビュー戦で優琉神炎炎嵐を1分で下し、2戦目には中量級トップランカーのベテラン徳田アコー、3戦目には元徳之島チャンピオン龍星白雪に圧勝。今年もすでに3勝あげており毎回ド派手な決着シーンを見せる事からベイビー推しのファンも多い。東照宮はマイペースで少しクセのある戦い方をするタイプなので付き合わずに序盤から主導権を握りたい。



第11回平成若猪会大闘牛大会
【東照宮】
これまでのキャリアで最も厳しい戦いとなるだろう。1発の押し込みを耐える事が勝利への最低条件、そこから自分の土俵に引きづり込めれば面白くなる。



セミファイナルマッチ徳田アコーVS全勝工業カキヤー


第11回平成若猪会大闘牛大会
【徳田アコー】
戦歴15勝5敗と好成績のベテラン牛。今年初戦は誠月龍に挑むも体重さとディフェンスに苦しめられ惜敗。「連敗をしない」事がこの牛の特徴であり評価されている点である。その後は雷神龍を下し、第118回春の全島闘牛大会に選出され7戦全勝中だった全勝工業勝進王38秒で撃破。猛者揃いの中量級においてもう一段階ランクを上げるには勝利が絶対条件。



第11回平成若猪会大闘牛大会
【全勝工業カキヤー】
昨年3月には元中量級チャンピオン柿乃花ホワイトフェイスに勝利し評価を上げたが、その後は南部王、刃誡皇 、赤番頭、勢頭カキヤーに敗れ4連敗。選手生命も危ぶまれていた中で迎えた5月7日G・W与勝大会で東照宮を16分29秒の長期戦で制し長いトンネルからようやく抜け出す事が出来た。勢いのままにベテラン牛まで喰ってしまうのか。



大一番戦 赤番頭VS彪仁花形

第11回平成若猪会大闘牛大会
【赤番頭】12戦全勝 元中量級チャンピオン
2018年にデビュー安定した戦いぶりで連勝を重ね、2021年5月には中量級タイトルマッチの権利を手にし勝進嵐千月吽を僅か8秒で撃破。無傷のまま中量級チャンピオンに輝いた。その後防衛戦も期待されていたが脚のを理由にタイトルを返上。数ヶ月の療養期間を経て今年3月の弥生闘牛ダービーのメインマッチで古堅モータース邁天と対戦。最強と称された無敗の邁天を27秒で下し闘牛ファンを驚かせた。戦いのスタイルに派手さは無いが堅実的で安定した試合巧者ぶりを毎回見せてくれる。特に近距離での撃ち合いでは的確に打撃を当て相手の戦意を削いでいく。玄人好みの戦術に注目。



第11回平成若猪会大闘牛大会
【彪仁花形】元・伊集若力
試合開始と同時にエンジン全開の波状攻撃が得意パターン。長く湾曲したトガイー角を駆使し2〜3分間はノンストップで打撃を打ち続ける。今年3月敗れはしたが新力Babyとも打ち合いを演じ会場を盛り上げた。敗北を知らない元王者に一泡吹かせる事が出来るか。






第11回平成若猪会大闘牛大会



今後の闘牛大会
6月18日(日)父の日大闘牛大会※13時開始
6月25日(日)本部闘牛大会※本部闘牛場13時開始
7月2日(日)宜野湾大闘牛大会※うるま市石川多目的ドーム13時開始





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