【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

組合結成10周年記念G☆W祭与勝闘牛大会

組合結成10周年記念G☆W祭与勝闘牛大会


暴瑠斗 沖縄初勝利なるか

組合結成10周年記念G☆W祭与勝闘牛大会


虎毛は完全復活かける
 組合結成10周年記念G☆W祭与勝闘牛大会(主催・与勝闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が5月1日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。
大型連休中の闘牛で巨体激突の大迫力を堪能できるイベントして知られ、県内各地からの行楽客や観光客に好評だ。5月連休中の闘牛は2週目に春全島闘牛大会が控えていることもあり、以前は安定的に開催されることが少なかったが、7年前からは毎年開催。主催組合の意気込みが伝わってくる。地元から7頭、隣組合や県内各地の組合から選抜した15頭、合計22頭による11取組が予定されている。ベテラン、若手、初顔など多士済々の構成。戦力拮抗が勘案された取組が目立ち、激戦連発が期待できそうだ。前座余興として12時30分からうるま市勝連南風原獅子舞の演舞がある。

入場料は大人2500円(女性2000円)、中高校生は1000円。小学生以下無料。

「結びの1番」 雷神暴瑠斗 対 山栄虎毛 

両牛、3月20日の伊波大会に出場し、明暗(山栄虎毛が白星で雷神暴瑠斗は黒星)を分けている。速攻タイプの暴瑠斗に持久タイプの虎毛、対照的な戦法の両牛だけに対戦時間が勝敗のカギ。序盤の攻防は動きが激しくなり、見ごたえ十分となるだろう。両牛の息遣いが荒くなる対戦開始7分前後がヤマで、ここで勝敗の行方が鮮明となりそうだ。暴瑠斗は徳之島からの移籍牛で前回が沖縄初場所。鋭い攻めでよく前に出ていたが、もう一歩がなかった。長期休養開けでスタミナ不足とも見えたが、今回は体調面で上積みが期待され、要注目だ。徳之島では1勝のみで、通算は1勝1敗。今度こそ真価を見せるか。

虎毛(旧名は牛魔王)は14年6月石川大会が初場所。デビュー前に“うるま市優等牛”に選ばれるなど注目を集めていたが、期待通りに平成龍王を11分余で下した。その後義王、亜耶乃花形などを下し、3連勝。勢いを付けたところで全島大会(昨年11月)に出場を果たした。しかし、実力牛龍天龍鬼丸の牙城を崩せず完敗。4戦目で初黒星を喫し、一からの出直しとなった。前場所から新屋慶名組合に移籍し、早々の復活を果たしている。内容がよかっただけに、初黒星が妙薬となった可能性がある。再進撃を確実にできるかどうか、要注目だ。

「指名特番」 雷神八千草 対 荒天蔬優羽 

両牛、前場所は白星。雷神八千草は2月うるま市闘牛で せいたのパンダをわずか1分で下し、荒天蔬優羽は新竜会黄金に快勝(3分)している。攻守ところを替える激戦が予想されるが、「守り」の堅さが勝敗のポイント。前半5分の攻防が焦点となる。

組合結成10周年記念G☆W祭与勝闘牛大会




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