【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

新春オールスター大闘牛大会

新春オールスター大闘牛大会


南武牛皇復活!
 新春オールスター大闘牛大会(主催・胡屋闘牛組合)は2日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
正月の定番大会とあって観光客の姿が目立っていたが、地元や県内各地からの闘牛ファンなど約1000人がつめかけた。観客の目は次々に繰り広げられた激戦に釘付けとなり、勝負が付く場面では歓声やどよめきが再三だった。ドリームマッチ(結びの一番)は南武牛皇が喜友名竜力を下した。両牛、一頃は人気花形牛で知られていたが、このところ下降局面。どちらが待望の復活を果たすかで注目を集めたが、牛皇の復調ぶりが際立った。交角と同時に牛皇がワリ技を交えながら前進した。竜力も鋭い角で打ち返すなど、序盤から息を呑む攻防。対戦開始1分、牛皇が右角からの割り、カケ押しで攻めると、一瞬竜力の体勢が崩れた。この勝機を逃さず、牛皇が強烈に押し込むと、竜力、もろくも敗走。ダメ押しを免れた竜力が一瞬向き直ったが、結局、戦意喪失で再び敗走した。安定感たっぷりの攻めが戻った牛皇は通算7勝目(2敗)。復活ののろしとなるかどうか、この先大いに注目したい。3番戦と4番戦に登場した人気花形牛2頭は予想通り順当勝ちした。辺土名牛 志 、は対戦タイム(9分余)こそ要したが、まったく危なげなく3連勝。4番戦の大力皇は相手の戦意不足で不戦勝だった。

明日3日は三が日闘牛の締めとなる新春南部闘牛大会が午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。

新春オールスター大闘牛大会

優  勝:南武牛皇
殊勲賞:全国同窓会記念       55年生同志号
技能賞:昆布岩石
敢闘賞:伊原間花形

対戦結果 左側が勝牛

牛 名  対戦時間  牛 名
南武牛皇   1分33秒  喜友名竜力
一撃ガン太  9分16秒  剛修若虎
辺土名牛志  10分25秒  大翔力
大力皇  不戦  闘将ポコパン
剛修美龍  2分14秒  大福大海
戦風パンダ  2分16秒  石山来夢
伊原間花形  27分07秒  花 夢
常勝会稲妻  0分57秒  当原戦士
全国同窓会記念55年生同志号  21分23秒  雷神K I D
昆布岩石  16分06秒  戦桃虎丸

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