【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

本部海洋まつり前夜祭闘牛大会

本部海洋まつり前夜祭闘牛大会


 本部海洋まつり前夜祭闘牛大会(主催・本部闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が31日午後7時から本部多目的広場闘牛場で行われた。今年2回目のナイター闘牛となったが、普段は有料の闘牛が無料で見られるとあって、いつもの闘牛ファンに交り、家族連れや観光客などの姿が目立った。小ぶりな会場は約800人の観客で埋まり、次々に展開された5組(1組はアトラクション)の対戦を楽しんだ。

徳之島からの移籍牛同士の決戦で注目を集めた結びの一番は清風王道が戦闘ムサシを下し、沖縄初場所を飾った。下馬評は徳之島で7勝1敗の好成績を上げている王道が優勢だったが、ムサシが奮戦して大熱戦となった。王道を何度も柵際に押し込む場面を作ったが、もう一押しが出ずに勝負はもつれた。王道も窮地をよく持ちこたえ、ひたすら勝機を待つ戦法。観客が固唾をのんだ12分過ぎに勝負が急展開した。疲れたムサシが一瞬体を揺らし、大きく横飛びするや否や会場からどよめきが起きた。間髪を入れず王道の腹取り一発がさく裂すると、たまらずムサシが敗走。息詰まるような熱戦にようやく幕が降り、王道が完勝した。

荒技対決となった2番戦はカケ押しの応酬となったが、栄栄王が1分余でカリー亭翼号を振り切った。次回は9日午後1時からうるま市石川多目的ドームで第6回夏の全島闘牛大会

本部海洋まつり前夜祭闘牛大会

優勝:清風王道
殊勲賞:貴鶴ゴバヌー

左側が勝牛
牛 名   対戦時間  牛 名
清風王道  12分19秒  戦闘ムサシ →動画
栄栄王  1分57秒  カリー亭翼号
貴鶴ゴバヌー  4分18秒  琉桜
光トガイ  5分30秒  美力T O N T O N
央 章  4分14秒  当間畜産二号
へーばるパンダ  5分引分  カルストチュラ

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