【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

胡屋スペシャル闘牛大会

胡屋スペシャル闘牛大会


  
木工、爆弾を下し10勝目!
 

胡屋スペシャル闘牛大会


白眉は復活

 胡屋闘牛大会(主催・胡屋闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が12日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファンや観光客など約700人がつめかけ、次々に繰り広げられた8組(2組不戦勝)の対戦を楽しんだ。20分超の長期戦が4組も出るなど熱戦続出となった。対戦終了までに3時間半を要する異例の長さとなったが、観客は闘牛のだいご味をたっぷりと堪能した。

もっとも見ごたえがあったのは結びの一番。軽量級の上位ランク牛同士、新与那国爆弾と大城木工が期待どおりの大熱戦を繰り広げ、場内をわかせた。両牛序盤からカケ押しの応酬となり、まさに一進一退の攻防。まったく互角の形勢だったが、10分過ぎ爆弾が鋭い踏み込みから強烈な押しで木工の体勢を崩すと、木工はあっという間に柵際へ。間髪を入れず、爆弾のなだれ込むような腹取りが決まると木工はたまらず敗走となった。しかし、対戦場を半周したあたりで木工が向き直り、再び応戦。勢いに押された爆弾が逆に背を向ける場面もあったが、その後は湯気の立つような消耗戦に。観客が固唾を飲んだ36分過ぎに勝負が急展開した。疲れた爆弾の体勢が一瞬揺らぐや否や、ここを勝機とばかり木工が猛然と押し込むと、爆弾は脱兎のごとく敗走。ようやく大熱戦に幕が降り、木工が通算10勝目(1敗)を上げた。

2番戦の登場した闘牛界切っての人気花形牛古堅モータース白眉は一撃キングにワンサイドの攻めを連発。危なげなく勝利を収め、早々と復活(5月に初黒星)を果たした。

胡屋スペシャル闘牛大会

優 勝:大城木工
敢闘賞:伊良皆圧送魁皇
技能賞:寿破天荒

対戦結果 左側が勝牛
牛 名  対戦時間  牛 名
大城木工  36分29秒  新与那国爆弾 →動画
古堅モータース白眉  7分53秒  一撃キング →動画
大城 ☆ 花形  12分01秒  大進白狼
荒天真優葉  不戦  ミラクル大力
伊良皆圧送魁皇  23分18秒  虎蛇ハチャー
当原戦士  20分08秒  ジンベイ親分
稲妻  1分02秒  大福大海
寿破天荒  22分58秒  必殺仕事人農村
火羅阿  不戦  天翔黒虎
武装戦線白星  6分03秒  福田塗装トップガン

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