【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

旧正月大闘牛大会

旧正月大闘牛大会


徳昇龍7連勝!

 旧正月大闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が22日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
闘牛ファン注目の好カードが目白押しのビッグイベントとあって、約2000人の観客がつめかけ、次々に繰り広げられた9組(1組は不戦勝)の対戦を楽しんだ。観客の肩が小刻みに揺れる激戦連発となり、勝負が決まる迫力場面ではどよめきや歓声が再三だった。

注目を集めた結びの一番は徳昇龍が一撃ガン太に圧勝し、場内をわかせた。両牛、対戦開始と同時に激しい押し合い。体重が100kg重いガン太が先に攻め込むと予想されたが、徳昇龍の押しが優った。強い押し込みでガン太の体勢を崩し、その後もじりじりと圧力をかける展開を作った。ガン太が押し返す場面もあったが、勝機を捉えたのは徳昇龍。対戦開始1分過ぎ、左からハネ上げるような押しでガン太を横向きにすると、続けざまになだれ込むような押し込み一発。あっという間にガン太は柵際に運ばれ、間髪を入れず徳昇龍の強烈な腹取りが決まった。何とか窮地を脱し、向き直ったガン太だったが、戦意喪失はありありで結局敗走となった。徳昇龍は7連勝で二けた10勝目(1敗)。これで中量級屈指の強豪となり、頂点(王座)を狙える位置に付けた形となった。

旧正月大闘牛大会


武捷龍は3連勝!
もうひとつの目玉カードだった2番戦も大激戦となったが、武捷龍が4分余で大志パンダを下した。武捷龍はデビューから無傷の3連勝、こちらも人気花形牛の仲間入りとなりそう。次回は3月1日午後1時からうるま市石川多目的ドームで若手有望牛選抜大闘牛大会。

旧正月大闘牛大会

優  勝:徳昇龍
殊勲賞:武捷龍
敢闘賞:雷神永龍号
技能賞:辺土名牛まる

対戦結果 左側が勝牛

牛 名    対戦時間   牛 名
徳昇龍    1分33秒  一撃ガン太 →動画
武捷龍    4分01秒  大志パンダ →動画
南乃大福  11分00秒   レオン大力
嘉良来亥背白16分53秒 栄栄王
風神ボロジノ 2分27秒  不動心 →動画
辺土名牛志まる6分11秒 不知火一華號 →動画
宝主成号    不戦    ブルジュニア
夢乃爆弾   1分38秒  亜華梨琉王
伊良皆圧送魁皇7分27秒 新竜会針鼠
雷神永龍号  15分46秒 みゆわのパンダ

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