【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

2014読谷まつり闘牛と今帰仁総合まつり闘牛

2014読谷まつり闘牛と今帰仁総合まつり闘牛


まつり闘牛2連発!
読谷村と今帰仁村

2014読谷まつり闘牛と今帰仁総合まつり闘牛



26日読谷村と今帰仁村で闘牛が行われた。どちらも入場無料の”まつり”闘牛大会とあって大勢の観客でにぎわった。

第17回読谷まつり闘牛大会(主催・読谷まつり実行委員会)は午前11時からむら咲むら闘牛場で行われ、好天気の下9組の対戦(2組は勝敗なし)が繰り広げられた。3分に満たない短期決戦が多かったが、勝負が決まる場面は迫力満点となり、どよめきや歓声が再三だった。5番戦は特に迫力があった。対戦開始と同時に鉄腕アトムがなだれ込むような腹取り一発。対戦相手の渡具知一力はあっという間に柵際に運ばれ、鉄製の柵に激しく叩き付けられた。目にも留らぬ電撃速攻、観客席に飛び込まんばかりの大迫力場面に会場からひときわ大きな歓声が起こった。注目を集めた結びの一番(優勝旗争奪戦)は古堅モータース朝日大力と東昇あみひろ号の対戦だったが、序盤のもみ合いの最中、いきなり朝日大力が戦列を飛び、あみひろ号が楽勝した。あっけない幕切れに会場からどよめきが起きたが、あみひろ号は難なく復活(前場所は敗戦)の白星(5勝目)を手に入れた。

第5回今帰仁村総合まつり(今帰仁村総合まつり実行委員会)は午後3時から今帰仁村営闘牛場で行われた。読谷まつりとは打って変わって、こちらは短時間で深い水たまりができるような豪雨となった。台風以外に中止例のない闘牛は、予定どおり実行され、つめかけた観客は合羽をまとい、傘を広げての観戦に。降りしきる雨の中7組の対戦が次々に展開された。体重差200kgで話題を集めた結びの一番は、南乃大福と松田兄弟号の対戦。どろ水を跳ね上げての激戦となったが、体重差(南乃大福が200kg劣る)をものともせず、終始先手で攻め続け、7分2秒で松田兄弟号を降り切った。南乃大福は通算5勝目。次回は11月9日正午からうるま市石川多目的ドームで闘牛ファン待望の第102回秋の全島闘牛大会。

第17回読谷まつり闘牛大会

優 勝: 東昇あみひろ号

対戦結果 左側が勝牛
牛 名 対戦時間 牛 名
東昇あみひろ号 1分27秒 古堅モータース朝日大力 →動画
武装大力 2分12秒 戦勝虎錦若力
南星マムシ 3分22秒 ジンベェ親分
維進龍 0分47秒 BONBON丸
鉄腕アトム 0分33秒 渡具知一力 →動画
壮士郎パンダ 0分35秒 宗天龍
伊良皆圧送一直線 2分40秒 ドラゴン
山中組大王 勝敗なし 酋長ジュニア
闘心鬼 勝敗なし 武装☆ 小力


第5回今帰仁村総合まつり闘牛大会

優 勝: 南乃大福
敢闘賞: みゆわのパンダ
技能賞: 寿破天荒

対戦結果 左側が勝牛
牛 名 対戦時間 牛 名
南乃大福 7分02秒 松田兄弟号 →動画
みゆわのパンダ 10分46秒 琉 桜
ファンキーゴジラ 1分53秒 屋部雷神
与那嶺花形アツヤ号 10分引分 与那嶺トガイ篤希号
寿破天荒 28分28秒 寿破天荒
優琉神三男坊 アトラクション 上里白王
当間畜産号 アトラクション 清風白虎


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