【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

まつり闘牛2本立て

まつり闘牛2本立て


荒技対決!読谷まつり

まつり闘牛2本立て


まつり闘牛2本立て


体重差200kg対決!
今帰仁総合まつり

まつり闘牛2本立て


 26日に「まつり闘牛」2大会が同日開催される。
市町村祭りの日程上、闘牛が同日開催となることがあるが、01年以来13年ぶりのできごと。読谷村と今帰仁村でそれぞれ行われるが、開催時間が4時間ずれているので、“はしご見物”も十分可能だ。両大会とも沖縄タイムス社が後援。先発開催は第17回読谷まつり闘牛大会(主催・読谷まつり実行員会)。午前11時からむら咲むら闘牛場で18頭による9組(2組はアトラクション)が予定されている。注目の一番は「荒技対決」となった結びの一番。

「優勝旗争奪戦」 古堅モータース朝日大力 対 東昇あみひろ号 

両牛、前場所は黒星を喫しており、勝った方が復活する重要な一番。朝日大力は昨年8月旧盆大会で大志パンダを下して白星デビュー。今年1月に武装戦線王道を1分余で撃破したことで評価が急上昇。わずか3戦目で全島大会(5月)に出場する快挙を成し遂げたが、元軽量級王座の嘉良来背白に序盤の虚を突かれて完敗した。スピードを生かした戦いで、終始先手の戦いができれば、得意の集中力を爆発させる可能性が高い。ただ、長丁場の実績がないので、5分間を過ぎての戦いには不安がある。

あみひろ号も5月全島で金太郎に屈し、それまでの連勝が4で止まった。デビュー時は集中力に欠ける戦いで勝星を伸ばせなかったが、この1年間は見事な成長を見せている。敗戦の影響が軽微であれば、「底力」があるだけに立ち直りは容易と見る。前半5分の動きがカギとなりそう。第5回今帰仁村総合まつり闘牛大会(主催・今帰仁村まつり実行委員会)は午後3時から今帰仁村営闘牛場で。昨年同様14頭(2組はアトラクション)による7組の対戦が編成され、熱戦が期待される。

「シーの1番」 南乃大福 対 松田兄弟号


南乃大福は12年6月北部大会で美力TONTONを破ってデビューし、昨年はハッピークイン、石山ジャッカルに連勝。今年は海斗パンダ(1月)と優力也に敗北し(3月)、6月本部大会で再び美力TONTONに勝利。通算は4勝2敗。地力、戦歴面から優勢と見るが、体重差があるので長期戦は避けたい。

松田兄弟号は今年3月本部大会で引分(15分)デビューしたが、6月に同じ相手(東大力)と再び対戦し、ここでは9分余で勝っている。今度の相手にはキャリアで大きく劣るが、体重差(200kg)を生かした戦いができれば、何とか白星に手が届くだろう。

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