【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

敬老の日胡屋真向勝負大闘牛大会

胡屋闘牛大会(主催・胡屋闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が14日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。
今年18回目の闘牛で胡屋主催は3月に続いて2回目。県内各地から選抜した20頭による10取組が予定されている。20頭による10取組が予定され、大会の冠詞(真っ向勝負)どおり、激戦必至の好カードが目白押しとなっている。中でも結びの一番、3番戦、封切戦に人気が集中、ファンの対戦予想が真っ二つに割れている。今回のような通常の大会で人気カードが3つ並ぶのもめずらしいこと。観客の肩を揺らす大激戦連発が期待できそう。対戦開始前には平安名青年会によるアトラクション(滑稽踊り)も。
入場料は大人3000円(女性2000円)、中高生1000円。

「大一番」 友羽総業ランボー 対 海斗力パンダ

両牛ともに1敗しているが、完全に立ち直っており、ここから大きく飛躍する可能性がある。典型的な速攻タイプのランボーが先に攻め、強引な腹取に出るのは確実。堅い守りを誇る海斗力パンダがこの猛攻をどう食い止めるかが焦点だ。短時間ではランボー、勝負が長引けばパンダ有利と予想する。

友羽総業ランボーは徳之島で2013年正月4日デビュー(旧名は角大将)。富士嵐に敗北したが、その後は圭史超丸(5月)、永剣(9月)、福田卓龍(2014年1月、ランボーは仲力を名乗る)を連破している沖縄移籍場所(6月父の日)ではアグレ琉王に圧勝し、目下4連勝。上げ潮ムードに乗っており、今回も期待を集めるだろう。

海斗力パンダは徳之島で白星デビューし、2012年に沖縄移籍。昨年の元旦闘牛で南乃大福を長期戦の末に下した。2連勝で臨んだ6月父の日では武装戦線牙狼に敗北。しかし、初黒星が妙薬となり、その後は3連勝の快進撃だ。特に8月夏の全島で評価が高かった不動心を破ったことで人気が急上昇している。

「若手大型頂上決戦」 喜友名竜力 対 清風力波王

ともに徳之島(花徳)で成育した牛同士が雌雄を決する。出足のある竜力が先手を取り、波王が徐々にエンジン全開となる展開か。

竜力は2戦2勝。南山王(6月)に大勝したことで、俄然闘牛ファンの注目を引いた。波王は移籍場所だった3月本部で実績のある与那嶺天王を下し、株を上げた。

「封切スペシャルマッチ」 ゆうり鬼若 対 大城木工

鬼若(4勝1敗)は5月に軽量級王座に挑戦失敗した後の復帰戦となる。攻守兼備で評価の高い技牛だが、相手の戦力を考えると緊張感いっぱいの戦いとなりそうだ。

大城木工(6戦全勝)は軽量級で現在もっとも勢いのある新鋭牛。一戦ごとにその戦いは迫力を増しており、ここは突破できるとの見方が増えている。
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敬老の日胡屋真向勝負大闘牛大会




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