【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

春選抜花形大闘牛大会

春選抜花形大闘牛大会


白眉、電撃速攻で圧勝!

選抜花形闘牛 石川ドーム

 春選抜花形大闘牛大会(主催・宜野湾闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が9日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファンや観光客など約1200人がつめかけ、繰り広げられた10組の激戦を楽しんだ。迫力満点の押し合いに観客の肩が小刻みに揺れ、勝負が決まる場面では歓声やどよめきが再三だった。

もっとも会場がわいたのは結びの大一番。今大会の目玉カードで大会前から人気を集めていたが、期待どおりの大激戦となった。対戦開始早々、先に攻め込んだのは核弾頭光希JAPAN打。右からしぼるような強烈な押しで古堅モータース白眉の体勢を崩し、なだれ込むような腹取りを炸裂させた。白眉はあっという間に柵際に押し込まれ、大きくのけぞった。勝負あったかに見えたが、強靭な足腰で光希の二発目の腹取りを残すと、必死の首持たせ(光希の頭を抑え込えむ)で応戦。これで光希の勢いが止まり、今度は白眉が渾身の力で逆襲の押し込み一発。これがものの見事に決まり、光希は一気に柵際(入退場口付近)に後退した。完全に逃げ場を失い、腰砕けとなった光希に白眉が留めの腹取りを決め、勝負が決した。この間わずか、1分11秒。まさに観客の度肝を抜く決着で、白眉の強さが際立った一番となった。白眉はデビューから3連勝、次回はさらに期待を集めることになりそう。

2番戦は徳之島からの移籍牛で沖縄初場所だった剛力天神丸が徳田若力の攻めを持ちこたえ、5分余で完勝した。剛力天神丸は2戦2勝。

次回は16日午後1時からうるま市石川多目的ドームで胡屋闘牛大会。

春選抜花形大闘牛大会

優 勝: 古堅モータース白眉
殊勲賞: 剛力天神丸
敢闘賞: 冠般若
技能賞: ゆうり鬼若
左側が勝牛

牛 名 対戦時間 牛 名
古堅モータース白眉 1分11秒 核弾頭光希JAPAN打 →動画  
剛力天神丸 5分33秒 徳田若力 →動画
雲龍優毅號 1分36秒 黒岩号 →動画
龍天龍鬼丸 0分23秒 常勝会荒鷲 →動画
ゆうり鬼若 6分28秒 仁風
伐折羅天龍 7分49秒 九紋龍Zワイドー王 →動画
川風倫太王 4分06秒 常勝会綺羅星
雷神永龍号 6分58秒 アンドロイドガン太
南州トガイー 0分04秒 うるま戦隊黒助號
冠般若 31分10秒 彪雅大力


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