【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

第39回読谷まつり闘牛大会

第39回読谷まつり闘牛大会

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若桜、熱戦を制す! 
松田煌は移籍初戦を快勝
読谷まつり闘牛にぎわう


 第39回読谷まつり闘牛大会(主催:古堅・読谷闘牛組合、後援:沖縄タイムス社)が27日午後2時から読谷村むら咲むら闘牛場で行われた。

この時期県内各地で行わている無料闘牛(市町村祭り闘牛)三連発の最終弾だったが、地元の家族連れや県内各地からの闘牛ファン、観光客など約800人がつめかけた。予定されていた8組(1組は不戦勝)の対戦が次々に繰り広げられ、観客は迫力満点の攻防に見入った。勝負が付く瞬間は敗走する牛が勢い余って観客席に飛び込まんばかりの大迫力場面となり、大歓声やどよめきが再三だった。

注目の結びの一番は、伊良皆圧送若桜が宮城花形を下し、大会優勝旗を獲得した。両牛ともに闘牛界でよく知られた一線級同士、地力が接近していたこともあり、対戦開始から9分過ぎまではまさに一進一退の攻防。片方が一気に勝負に出る大きな動きはなく、対戦場の真ん中付近で、互いに小刻みな押し合いを繰り広げた。スタミナ消耗戦の様相となり、形勢はまったく不明。長期戦突入かと観客が固唾を飲んだ10分過ぎに勝負は急展開した。それまで頭を下げ、相手の押し込みを食い止めていた花形が頭を上げ、一呼吸入れるや否や、いきなりの横跳び。会場に大きなどよめきが起きる中、若桜が花形を目にもとまらぬスピードで追撃した。あっという間に両牛は重ねもちで柵際に激突。辛うじて留めの腹取りを免れた花形が脱兎のごとく敗走し、若桜の勝利が決まった。若桜は先場所の黒星を帳消しにする快勝で通算4勝目。

2番戦に登場した徳之島からの移籍牛松田煌はみつる笑軍を豪快な押し込みで一蹴し、沖縄初場所を飾った。

次回は11月10日正午からうるま市石川多目的ドームで第100回秋の全島闘牛大会。

第39回読谷まつり闘牛大会

優  勝:伊良皆圧送若桜
殊勲賞:東昇シリウス
敢闘賞:松 力 隼

  牛名    対戦時間     牛名

左側が勝牛

伊良皆圧送若桜      10分19秒    宮城花形 →動画へ
     松田煌         2分37秒   みつる笑軍 →動画へ
   虎蛇ハチャー       0分31秒   ウルトラマン
   東昇シリウス      6分35秒    羽 芽 丸
   松力隼           2分46秒   未和樹号
  伊良皆圧送頑銃桜   2分53秒   一力王
      維進龍           不戦     平良パンダ
  古堅モータース丸朝花形   5分引分   山中組大王

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