【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

準全島旧盆闘牛大会

準全島旧盆闘牛大会


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光パンダ豪快腹取り!        
準全島旧盆闘牛
結愛ちゃん、快勝

 準全島旧盆闘牛大会(主催・古堅闘牛組合・昭和32年生闘牛愛好会、後援・沖縄タイムス社)が11日午後1時からうるま市の石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファン、旧盆前日の休みを利用した家族連れ、観光客など約1800人がつめかけた。11組(1組は不戦勝)の対戦が次々に繰り広げられが、5分を超える対戦は2組のみで短期決戦のオンパレードとなった。淡白さが目立ったため、主催者側で、急遽10番戦と9番戦の勝牛(対戦時間は短く疲労がない)同士の対戦を組む粋な配慮があったが、観客をわかせたのは8番戦と4番戦。

8番戦は両牛ともに軽量級で一世風靡の大活躍をした光パンダ(旧名爆進パンダ)とアグレ上昇龍(旧名は克関上昇龍)が対戦した。対戦開始と同時に上昇龍が間隔を置いて2回、左からのカケ押しでパンダを押し込む場面があったが、パンダは余裕をもってこれを残した。その後はリング中央でがっぷり四つに組んで互いの力を試すような小刻みな押し合い。1分25秒過ぎ、上昇龍が組み合っていた体勢を振りほどき敗走を始めると、これを猛追したパンダが柵際に高々とパンダを押し上げ、豪快な腹取りを決めた。光パンダは1年4ケ月ぶりの出場だったが、これで通算12勝4敗。

4番戦は今大会最長の10分超の戦いとなったが、結愛ちゃんトガイーが龍星若獅子を下した。鋭い角を持つ牛同士の戦いは時折、相手の眉間に角が当たる打激戦を交えながら、一進一退の攻防に。序盤こそ互角の展開だったが、首力で優るトガイーが次第に優勢となった。9分過ぎ、満を持すようにトガイーが左からのカケ押しで若獅子を押し込むと若獅子は一気に柵際に後退。トガイー、間髪を入れず今度は下から掬うような強烈なハネ上げに出ると、大きく体勢を崩した若獅子がたまらず敗走となった。結愛ちゃんトガイーはこれで2連勝。

沖縄最強牛古堅モータース☆若力のリベンジ(大竹写真館大将にデビュー戦で敗北)なるかー注目を集めた結びの一番は、大将が足のケガで休場。対戦相手(昭和32年生爆撃)が差し替えられ、ノンタイトルで対戦が始まったが、両牛互いに力の差を感じたのか、戦いを始める気配がなく、数分後審判団の裁定により引き分け試合となった。

昭和32年生
準全島旧盆闘牛大会

優  勝:古堅モータース☆若力
殊勲賞:古堅モータース朝日大力
敢闘賞:結愛ちゃんトガイー
技能賞:スマイル白隆

対戦結果 左側が勝牛

牛 名       対戦時間       牛 名

古堅モータース☆若力    引分     昭和32年生爆撃 →動画

大和産業若力     1分09秒     石山来夢皇

古堅モータース朝日大力    3分20秒    大志パンダ

スマイル白隆    6分58秒    岬トガイー

結愛ちゃんトガイー   10分08秒   龍星若獅子 →動画

不動明王   3分06秒   三本槍

龍 虎   1分36秒   龍星電撃

牛頭若力   0分09秒   琉 皇 Z

光パンダ   1分36秒   アグレ上昇龍 →動画へ

岬トガイー   0分48秒   無天爆撃

スマイル白隆   不戦   うるま嵐


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