【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

北部闘牛大会

北部闘牛大会



南乃大福、豪快腹取り! 

当間畜産号、快勝
6月30日 北部闘牛大会にぎわう

 北部闘牛大会(主催・北部闘牛組合)が30日午後3時から今帰仁村営闘牛場で行われた。
今年2回目の北部大会となったが、地元北山高校野球部支援のサブタイトルが付いていたため、いつもの闘牛ファン以外にも大勢の観客がつめかけ、会場は約700人の観客でにぎわった。気温32度を超す暑さとなったが、闘牛場名物の“緑陰”が助け舟に。時折吹く涼風のおまけ付きだったが、観客は次々に繰り広げられた10組の対戦を楽しんだ。

荒技対決で注目を集めたシーの1番戦は当間畜産号(旧名は毅龍)がひがしやま号(旧名は龍剣)を下した。両牛、対戦開始と同時に割技の応酬を交えて激しい押し合い。息つく間もないスリリングな展開となり、観客の目をくぎ付けにした。対戦開始55秒、このすさまじいパンチの応酬に観客が思わず身を乗り出した瞬間に勝負は急展開した。もみ合っていた両牛が同時に頭を上ゲ、一瞬のにらみ合い。一呼吸置いた後、ひがしやま号がいきなり横飛びまさかの敗走となった。場内から大きなどよめきが起き、これを猛追した当間畜産号に勝利が転がり込んだ。当間畜産号はこのところ黒星先行で調子が上がらなかったが、今回の快勝劇でスランプ脱出となりそう。

3番戦は若手同士の特番だったが、南の大福が対戦開始早々、目の覚めるような電撃速攻を石山ジャッカルに決め、圧勝した。

4番戦(指名特番)は竜輝斬克龍が堅い守りで琉仁ばくだんの攻めを完封。ばくだんのスタミナが落ちた7分過ぎに一気に攻勢に転じ、ばくだんを敗走させた。斬克龍はデビューから3連勝。

次回は7月7日午後1時からうるま市石川多目的ドームで胡屋闘牛大会。

北部闘牛大会


対戦結果 左側が勝牛

牛 名   対戦時間   牛 名
当間畜産号   1分02秒   ひがしやま号
山里シーサー   0分29秒   キングゴジラ
南乃大福   0分35秒   石山ジャッカル
竜輝斬克龍   7分47秒   琉仁ばくだん
あみひろ号   16分11秒   きんきんパンダ
赤    虎   1分07秒   拳勝鍬形
屋部貴坊小   17分48秒   グーチョキパー
飛龍王パンダ   3分44秒   山川農園
琉   桜   引分(10分)   雷神小鉄
泰山白タビ   6分39秒   スマイル白隆

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