【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

石川闘牛大会

石川闘牛大会


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雷電、豪快な腹取り決める!
徳昇龍は復活の白星

石川闘牛大会


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 石川闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が17日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファンや観光客など約500人がつめかけた。
好天気に恵まれたが、最高気温が17度と予報されていたため、会場は冬服一色に。開口部から入り込む季節外れの寒風に身をかがめながら観客は次々に繰り広げられた9組(1組は不戦勝)の対戦に見入った。全対戦が10分以内で終了するという異例の展開となり、とんとん拍子の進行となった。しかし、激戦が多発し、観客の肩は何度も右、左。勝負が決まる迫力場面では歓声やどよめきが再三だった。

2時20分には早くも結びの一番を迎えた。昨秋(11月)の全島大会で初黒星を喫した徳昇龍と通算14勝目に挑んだ富士大力号が激突し、場内をわかせた。両牛、対戦開始4分間は互角の押し合いだったが、先に疲れたのは富士大力。大力の足の運びが鈍くなると、ここを勝機とばかり徳昇龍がじりじりと前に出始めた。大力は押され気味となり、後退する場面が増えた。対戦開始6分、息が上がった大力が脱兎のごとく戦列を飛び、勝負は一瞬にして幕。徳昇龍は通算成績を4勝1敗とし、5ケ月ぶりの復活となった。

今大会の目玉のひとつだった雷電若力(元徳之島中量級チャンピオン・亀山工業若力)は宮城花形(旧名新力号)を下し、沖縄初場所を飾った。花形の善戦に時間こそかかったが、最後は強烈な腹取りを決める強い勝ち方でファンを唸らせた。

2番戦はこのところ好調の松田竜神がわずか1分22秒でトラムクー侍に鮮やかな腹取りを決め、快勝。今年早くも3勝とした。

3番戦の大新赤パンダはベテラン与那嶺花形篤希号に危ない場面もあったが、最後は花形を敗走させ、デビュー戦を飾った。

対戦結果

石川闘牛大会






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