【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

2013旧正月準全島闘牛大会

優武勝、初防衛果たす
旧正月準全島 トラムクー快勝

2013旧正月準全島闘牛大会
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2013旧正月準全島闘牛大会

 旧正月準全島闘牛大会(主催・石川闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が10日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われた。
闘牛界の人気牛や有望牛などが多数出場するビッグイベントあって、県内各地からの闘牛ファンや観光客など約2500人がつめかけた。
次々に繰り広げられた10組の対戦に見入り、勝負がつく迫力場面ではどよめきや歓声が再三だった。

大会の目玉だった全島一優勝旗争奪戦は、チャンピオンの東山優武勝が挑戦牛それいけ台風を下し、タイトル初防衛を果たした。両牛、対戦開始と同時に交角し、リング中央で一進一退の押し合い。互角の形勢が続き、持久戦に突入かと見えた5分過ぎ、台風の足元が乱れた。ここを勝機とばかり優武勝がぐいと力強く前進。これで体勢を崩した台風はのけぞるように横跳びし、脱兎のごとく敗走となった。これを優武勝が猛追し、柵際で留めの腹取りを決め、完勝した。優武勝はデビュー以来無傷の10連勝を飾り、昨年11月に獲得した全島一(沖縄最強牛)の座を守った。

今大会もっとも人気を集めた中量級指名特番はトラムクーパンダが一心力に快勝し、5月春全島での中量級王座挑戦候補牛の最有力に躍り出た。長引けばトラムクー有利との見方があったが、予想に反してトラムクーは序盤から飛ばした。名うての速攻牛一心力のお株を奪う形で、カケ技を一心力に決め、ぐいぐいと前進。体重で優るトラムクーの怒涛の押し込みに一心力はあっという間に柵際に。間髪を入れず、トラムクーが一心力に腹取りを決め、あっけなく勝負が決した。

8番戦 ○嘉良来亥背白 0分33秒 渡具知新力×  

次回は24日午後12時30分(獅子舞演舞含む)からうるま市石川多目的ドームで具志川大闘牛大会。

2013旧正月準全島闘牛大会
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