石川大闘牛大会
赤鮫、闘天に快勝
大道カブラーは雪辱で8連勝
石川大闘牛大会(主催・石川闘牛組合)が23日午後1時から
うるま市の石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファン、観光客など約500人がつめかけ、
次々に繰り広げられた9組(1組は不戦勝)の対戦を楽しんだ。
10分を超えた対戦は1組で、他はいずれも短期決戦となり、全般快テンポで進んだ。
勝負が決まる場面では大歓声が再三起きるなど
観客は1時間40分にわたって闘牛の“大迫力”を満喫した。
今大会の目玉カードだったシー3番戦は期待通りの激戦となり、会場をわかせた。
先手で攻めたのは丸正圧送ポンプ号。照天大道カブラーにカケを決め、
ぐいぐいと押しまくった。右、左と首を曲げられ、やや苦しそうな表情を
見せるカブラーだったが、時折下からのハネ上げで応戦。
7分過ぎからは一進一退の攻防となり、持久戦の様相となった。
対戦開始13分、それまで終始戦いをリードしたポンプ号が突然スタミナ切れ。
一瞬ポンプ号の腰が引けるや否やここを勝機とばかり
カブラーが猛然と押し込むとポンプ号は体勢を崩しながら敗走した。
両牛は過去に徳之島で対戦し、その時はポンプ号が勝利。
カブラーは今回並々ならぬ執念で戦い抜き、見事な雪辱劇となった。
カブラーは沖縄場所復帰後8連勝。

照天大道カブラーに腹取りを決められ、敗走する丸正圧送ポンプ号(右)
結びの一番は徳之島から移籍した赤鮫(旧名葵大力)がベテラン実力牛闘天に快勝し、
沖縄初場所を飾った。
赤鮫は一年ぶりの出場だったが、ブランクを感じさせない鋭い動き。
闘天の足運びの悪さを見て取り、一気の押し込みからの腹取りを決めた。

闘天(左)を押し込み、腹取りを決める赤鮫。
2番戦は新春王が地力の違いを見せ付け、山栄春号を一蹴した。
対戦開始1分余、新春王が春号を強烈なカケで押し込み、
回り込みを図らんとする春号に有無を言わさぬ腹取りを決めた。

新春王の鮮やかな腹取り一発!
5番戦は赤牛同士の対戦だったが、島次郎ロイヤルが終始安定感たっぷりの戦い。
6分過ぎ、やや息が上がった白美神をカケ押しで柵際に運び、
間髪を入れず強烈な腹取りを決めた。

敗走する白美神(手前)
6番戦は圧勝劇の結末。対戦開始1分余、爆新パンダの攻勢の前に
やや逃げ腰となったレットシャークを鋭く押し込み、
逃げるシャークに豪快な腹取りを炸裂させた。
シャークは一気に柵際に後退させられ、頭から一回転。
その後必死に立ち上がり、脱兎のごとく敗走した。

爆新パンダの腹取り攻撃で頭から一回転したレットシャーク(左)
次回は30日午後1時からうるま市石川多目的ドームで具志川花形大闘牛大会。
石川大闘牛大会
優 勝: 赤 鮫
殊勲賞: 照天大道カブラー
敢闘賞: 島次郎ロイヤル
技能賞: 石川タッチュー
対戦結果 左側が勝牛
牛 名 対戦時間 牛 名
赤 鮫 0分21秒 闘 天
新春王 1分54秒 山栄春号
照天大道カブラー 13分58秒 丸正圧送ポンプ号
丸石白龍 不戦 ひめゆり大王
島次郎ロイヤル 6分23秒 白美神
爆新パンダ 1分37秒 レットシャーク
うら庭マックス 1分50秒 赤 桜
美佐剛力 0分26秒 闘天正宗号
石川タッチュー 4分28秒 薮山毘沙門天
やまぐしく 0分30秒 武蔵パンダ
大道カブラーは雪辱で8連勝
石川大闘牛大会(主催・石川闘牛組合)が23日午後1時から
うるま市の石川多目的ドームで行われた。
県内各地からの闘牛ファン、観光客など約500人がつめかけ、
次々に繰り広げられた9組(1組は不戦勝)の対戦を楽しんだ。
10分を超えた対戦は1組で、他はいずれも短期決戦となり、全般快テンポで進んだ。
勝負が決まる場面では大歓声が再三起きるなど
観客は1時間40分にわたって闘牛の“大迫力”を満喫した。
今大会の目玉カードだったシー3番戦は期待通りの激戦となり、会場をわかせた。
先手で攻めたのは丸正圧送ポンプ号。照天大道カブラーにカケを決め、
ぐいぐいと押しまくった。右、左と首を曲げられ、やや苦しそうな表情を
見せるカブラーだったが、時折下からのハネ上げで応戦。
7分過ぎからは一進一退の攻防となり、持久戦の様相となった。
対戦開始13分、それまで終始戦いをリードしたポンプ号が突然スタミナ切れ。
一瞬ポンプ号の腰が引けるや否やここを勝機とばかり
カブラーが猛然と押し込むとポンプ号は体勢を崩しながら敗走した。
両牛は過去に徳之島で対戦し、その時はポンプ号が勝利。
カブラーは今回並々ならぬ執念で戦い抜き、見事な雪辱劇となった。
カブラーは沖縄場所復帰後8連勝。

照天大道カブラーに腹取りを決められ、敗走する丸正圧送ポンプ号(右)
結びの一番は徳之島から移籍した赤鮫(旧名葵大力)がベテラン実力牛闘天に快勝し、
沖縄初場所を飾った。
赤鮫は一年ぶりの出場だったが、ブランクを感じさせない鋭い動き。
闘天の足運びの悪さを見て取り、一気の押し込みからの腹取りを決めた。

闘天(左)を押し込み、腹取りを決める赤鮫。
2番戦は新春王が地力の違いを見せ付け、山栄春号を一蹴した。
対戦開始1分余、新春王が春号を強烈なカケで押し込み、
回り込みを図らんとする春号に有無を言わさぬ腹取りを決めた。

新春王の鮮やかな腹取り一発!
5番戦は赤牛同士の対戦だったが、島次郎ロイヤルが終始安定感たっぷりの戦い。
6分過ぎ、やや息が上がった白美神をカケ押しで柵際に運び、
間髪を入れず強烈な腹取りを決めた。

敗走する白美神(手前)
6番戦は圧勝劇の結末。対戦開始1分余、爆新パンダの攻勢の前に
やや逃げ腰となったレットシャークを鋭く押し込み、
逃げるシャークに豪快な腹取りを炸裂させた。
シャークは一気に柵際に後退させられ、頭から一回転。
その後必死に立ち上がり、脱兎のごとく敗走した。

爆新パンダの腹取り攻撃で頭から一回転したレットシャーク(左)
次回は30日午後1時からうるま市石川多目的ドームで具志川花形大闘牛大会。
石川大闘牛大会
優 勝: 赤 鮫
殊勲賞: 照天大道カブラー
敢闘賞: 島次郎ロイヤル
技能賞: 石川タッチュー
対戦結果 左側が勝牛
牛 名 対戦時間 牛 名
赤 鮫 0分21秒 闘 天
新春王 1分54秒 山栄春号
照天大道カブラー 13分58秒 丸正圧送ポンプ号
丸石白龍 不戦 ひめゆり大王
島次郎ロイヤル 6分23秒 白美神
爆新パンダ 1分37秒 レットシャーク
うら庭マックス 1分50秒 赤 桜
美佐剛力 0分26秒 闘天正宗号
石川タッチュー 4分28秒 薮山毘沙門天
やまぐしく 0分30秒 武蔵パンダ