【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

第108回秋の全島闘牛大会

【第108回秋の全島闘牛大会】

沖縄を代表する実力牛26頭が集結!!3大タイトルマッチは激戦必至

2017年11月12日(日曜日) 第108回秋の全島闘牛大会
場所:うるま市石川多目的ドーム
時間:11時半開会式・12時試合開始
料金:男性3000円・女性2000円・中高生1000円・小学生以下無料


※当日10時より旧石川庁舎から無料シャトルバスが運行されます。駐車場は大変混雑しますのでシャトルバスを御利用下さい。


沖縄全島一優勝旗争奪戦
天龍 VS 邁進龍


5月に開催された春の全島大会で全島一に輝いた仲村自動車元帥が体調不良の為に優勝旗を返納、チャレンジャー候補としてすでに名が挙がっていた二頭で優勝旗争奪戦が行われる。両牛とも元徳之島チャンピオンの肩書き付きで沖縄との二冠を目指す。


第108回秋の全島闘牛大会

【天龍】 9勝3敗
ワリ・ツキの破壊力は誰もが認める闘牛界ナンバーワン!圧倒的な破壊力に加え角は打撃に最も効果を発揮するガン角(内側に湾曲した角)正に鬼に金棒状態。徳之島では2度王者に輝いた実績もありファンの期待は高い。しかい一つの不安要素は試合時間、これまでの闘いを見ても天龍の集中力は3分~5分だと思われる。得意の打撃で早めの決着を狙っていきたい。



第108回秋の全島闘牛大会

【邁進龍】 6戦全勝
2015年1月徳之島でのデビュー戦がなんと中量級タイトルマッチで当時のチャンピオンダイキ花形を下し初戦でチャンピオンに輝いた近年まれにみる逸材。その後優勝旗を返納し階級を上げて無差別級のタイトル戦に挑み王者となり二階級制覇を成し遂げた。そして昨年10月の初防衛にも成功したところで優勝旗を返納、闘いの舞台を沖縄へと移した。沖縄では格下との試合が続き真の実力は見れていないが徳之島二階級制覇の邁進龍が天龍の破壊力にどう対応するのか楽しみである。



第108回秋の全島闘牛大会

中量級優勝旗争奪戦  970キロ以下

【古堅モータース☆黄龍】 (チャンピオン) 10勝1敗
8月の夏の全島大会で辺土名牛志を首力を活かしたカケ技で攻め込み圧勝。初防衛戦の相手とはキャリア・技・パワー総合力では勝っているが何が起こるか分からないのが闘牛の世界、油断は大敵。


【戦将龍神丸】 (チャレンジャー) 1勝1敗
戦歴は1勝1敗で王者に比べたら見劣りするが闘牛を飼育する者にとって全島大会は目標でありチャンピオンは夢である。長い人生の中でタイトル戦が巡って来るチャンスもそうは無い。プロ野球クライマックスでベイスターズが躍進したように勝負の世界に絶対は無い。下馬評を覆し王者獲得を狙う。


第108回秋の全島闘牛大会

軽量級優勝旗争奪戦 850キロ以下
【琉神一輝】 (チャンピオン) 7戦全勝
昨年第106回秋の全島闘牛大会で大城木工を敗り新王者となった琉神一輝は古堅モータース迎撃号、キズナ無双に勝利し2度の防衛に成功。戦歴をみれば無敗の王者優勢にも思えるが、先場所夏の全島大会では熱中症による体調不良でいつもの切れが無く辛勝という内容だった。あれから3カ月でどこまでベストに戻せているかが勝負のカギ。




第108回秋の全島闘牛大会

【新与那国湧爆弾】 (チャレンジャー) 9勝5敗
徳之島・沖縄で死闘を繰り広げこれまでに9勝を挙げている爆弾だが意外にもタイトルは初挑戦。沖縄にトレードされてからは元チャンピオンの龍天龍鬼丸を2度敗るなど試合の印象は強い。あと一歩のところでチャンスを逃してきた悲運のベテランにようやく回ってきたチャンスをモノにする事が出来るか。王者の攻撃を10分耐え凌ぐ事が出来れば優勝旗も夢ではない。


第108回秋の全島闘牛大会

屋良ビデオより


同じカテゴリー(大会スケジュール)の記事