【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

G☆W祭与勝闘牛大会

 G☆W祭与勝闘牛大会(主催・与勝闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が5月3日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。

ゴールデンウィーク期間中の闘牛は6年前から定番化し、行楽メニューとして観光客や地元の家族連れにも浸透しつつある。日頃は体験できない巨体激突の大迫力場面を堪能できるユニークなイベントだけにぜひ一度は足を運んでほしいものだ。主催組合から9頭、各地の組合から選抜した12頭、合計22頭による11取組が予定されている。今年は初顔の若牛が目立ち、例年の大会に比べて新鮮さが際立つ構成。戦力拮抗の好カードが目立っており、会場をわかせる激戦連発が期待できそうだ。

入場料は大人2500円(女性2000円)、中高校生は1000円。小学生以下無料。

「結びの一番」 雷神ひととせ 対 太志パンダ 

両牛、先場所は黒星。敗戦の影響が気になるところだが、どちらが復活の勝利をあげるのか要注目だ。雷神ひととせは昨年5月のこの大会で白星デビュー。丁度一年で6戦を消化し、戦績は3勝3敗。勝った相手は ミナミの帝王、突撃イナズマ、四代目トラムクーで、一発逆転白竜王、武捷龍、源天翔嵐に敗れている。四代目トラムクー戦で見せた戦いが本来の戦いと見る。首持たせの妙技があり、相手の攻めをしぶとく持ちこたえながら勝機を待つ戦法だ。今回は大事な一番だが、持ち前の根性を発揮できれば勝算大。

大志パンダは2月の旧正大会で武捷龍に完敗。初黒星後の連勝が7でストップし、上位グループ入りはならなかった。再度の出直しとなったが、序盤の動きが復活のカギとなる。速い攻めがあり、ひたすら前に出て相手を後退させることができれば白星が見えてくるだろう。2013年6月白星デビュー。これまでにハヤテ、石山ジャッカル、金功重機大力、天刃若虎、松田龍神、亜華梨琉王、カリー亭翼号を下している。もうひとつの敗戦は古堅モータース朝日大力。

「デビュー牛」

いきなり2番戦に抜擢の東山夢宝勝は体格もあり、期待のほどが伝わってくる。5番戦の龍神アグレ號は徳之島で1勝し、沖縄初場所。その他のデビュー牛は7番戦の仲村元帥、8番戦の長堂畜産ゴールド、指名特番(9番)の龍星虎鉄。

G☆W祭与勝闘牛大会


G☆W祭与勝闘牛大会



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