【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

胡屋闘牛大会

胡屋闘牛大会


剛修若虎、久々登場!

胡屋闘牛大会


封切戦、2番戦が人気 29日石川ドーム

 胡屋闘牛大会(主催・胡屋闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が29日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。
今年10回目となる闘牛で胡屋主催としては2回目。自組合から7頭、各地の組合から13頭、合計20頭による10取組が予定されている。戦力拮抗のカードが目立っているが、注目のカードは結びの一番、指名特番、封切戦の3組だろう。結びの一番は“大物”剛修若虎の動きが焦点。指名特番は軽量級の“技牛”対決、封切戦は無敗同士のサバイバル戦でどちらも手に汗握る大激戦が期待される。

入場料は大人2千5百円(女性は2千円)、中高生千円で小学生以下は無料。

「結びの一番」 剛修若虎 対 みらくる大力

若虎は2013年2月具志川大会でデビュー(南部白タービーに勝利)。その後、雲龍優毅號、南の島の人気者、伊良皆圧送若桜を連破して目下4戦全勝。いまだエンジン全開の戦いを披露しておらず、おつりがきそうな戦いは魅力十分だ。昨年5月以来10ケ月ぶりの登場で、今年5月春の全島を意識した戦いとなるが、どんな動きを見せるのか大いに注目される。

みらくる大力は昨年12月の胡屋以来。デビュー戦だったが、強牛の勝進龍に敗れている。2場所連続となる強豪戦、今回も苦戦は免れないだろう。序盤の猛攻一発、ワンチャンスにかけるのみ。

「指名特番」 南星マムシ 対 大城木工 

マムシは徳之島からの移籍牛(2014年8月昭和32年生大会でデビュー)で沖縄では3戦負けなし。ただ不戦勝が含まれており、ランク付けはやや流動的。11月の読谷祭り闘牛で実績のあるジンベェ親分を下し、注目を集めたが、今回の相手はかなりの実力牛だけに徹底した“守り”が勝利の条件となる。勝てば大きく評価を上げることになりそう。

木工は今年正月3日、古堅モータース白眉に敗れ、初黒星を喫した。無傷の7連勝で臨んだ大勝負だったが、白眉の圧力に終始防戦を強いられ、結局最後は体力負け。今回は再起場所となるが、敗北の後遺症が軽微であれば、これまでの戦歴から早々の復活が期待できる。

「連勝対決」 荒吹点天 対 大進白狼 

点天は2013年12月具志川で大福大空を下してデビュー。これまでに4戦4勝と勢いは申し分ないが、相手の戦力が上がってくるここからが正念場だろう。

大進白狼は昨年12月デビュー戦を快勝(鉄腕アトムを7分余で下す)。ワリ技で前に出る戦いは素質を感じさせたが、今回さらにパワーアップしたところを披露できるか。こちらも真価を見るには絶好の相手を迎えたといえる。

「デビュー戦」 がんばれ♡チビクロ、赤荒鷲、火羅阿、、龍樹隼の4頭。

胡屋闘牛大会