【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

夏の全島闘牛大会「組み合わせ報告会」

 8月に開催される夏の全島闘牛大会「組み合わせ報告会」が10日午後7時30分からうるま市の舞天館で行われた。
連合会役員、各地の単位組合長、出場牛の牛主等が出席し、連合会より提示された取組(別表)を満場一致で承認した。
2010年からからスタートした「夏の全島」は中量級(体重970kg以下)と軽量級(体重850kg以下)のタイトルマッチを目玉にするビッグイベント。注目の2タイトルマッチ(中量級、軽量級の優勝旗争奪戦)はいずれも現チャンピオン(中量級は闘将ハヤテ、軽量級は大蛇王)の防衛戦。

中量級はデビューから無傷の10連勝を誇る闘将ハヤテが6回目の防衛をめざす。この階級では敵なしの感も出てきたハヤテが今回どんな戦いを見せるのか、大いに注目される。挑戦牛に選ばれた有心富士若も無敗牛(6戦全勝)で勢いは互角。接戦に持ち込み、スタミナ温存の戦いができれば新チャンピオンの可能性がある。

軽量級は徳之島からの移籍牛同志の対戦。2月に軽量王座を獲得し、5月春全島で初防衛を果たした大蛇王が(沖縄移籍後5連勝)2度目の防衛に挑む。無類の持久力でチャンピオンの座にかけあがった大蛇王の牙城を脅かすのは龍天龍鬼丸。徳之島時代より移籍後の活躍が華々しい荒技牛で、破壊力満点の攻めで人気花形牛にのし上がっている。スタミナにやや不安があるが、前半5分の攻めは怒涛の勢いがある。会場を揺るがす大激戦が期待できそうだ。

大会は8月10日午後1時からうるま市石川多目的ドームで行われる。

夏の全島闘牛大会「組み合わせ報告会」

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