【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

救急ヘリ基金造成チャリティ大闘牛大会

迫力場面続出!
シー1番は大嵩写真号が圧勝


救急ヘリ基金造成チャリティ大闘牛大会
大迫力場面続出となったチャリティー闘牛大会。
闘天大名に豪快な腹取りを決める夢国(左)
=うるま市石川多目的ドーム=
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 救急ヘリ基金造成チャリティ大闘牛大会(主催・石川闘牛組合)が20日午後1時からうるま市の石川多目的ドームで行われた。
運航経費難に陥っている急患輸送の「民間救急ヘリ」を支援するチャリティーには約600人の観客がつめかけた。
会場では同時に東日本大震災への募金も行われ、心温まる光景が随所で見られた。

9組(2組は不戦勝)の対戦が行われ、激戦連発となった。
二頭の巨体が重ね餅で対戦場の柵に激突する大迫力場面も再三。
その度に会場を揺るがすどよめきが起き、観客は延々2時間余にわたって闘牛のだいご味を堪能した。

もっとも見ごたえがあったのは3番戦。
無天王と松クロフネが攻守所を替える激しい押し合いを繰り広げた。
息詰まるような熱戦が10分余も続き、会場をわかせたが、先に疲れた無天王の動きが次第に
トーンダウン。スタミネ切れの兆候が顕著となるや、ここを勝機とばかりクロフネが一気に
攻勢をかけると、たまらず無天王が敗走した。

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クロフネは正月2日の大会で黒星を喫し、背水の陣だったが、見事な復活を果たした。

今大会の目玉カードだった1番戦はあっけない結末に。立ち上がり様、大嵩写真号が怒涛の勢いで
Aチーム号を柵に押し込み、鮮やかな腹取りを決めた。

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わずか20秒の圧勝劇に観客も唖然。
大嵩写真号は今年2連勝で通算9勝目を挙げ、春の全島大会の切符を確実にした。

救急ヘリ基金造成
チャリティ大闘牛大会


優 勝:大嵩写真号
殊勲賞:松クロフネ
敢闘賞:貴 力
技能賞:トシヤキング

対戦結果 左側が勝牛

牛 名 対戦時間 牛 名

大嵩写真号  0分20秒  A チーム号

丸石白龍  0分28秒  まんぷく尾白

松クロフネ  11分20秒  無天王

夢 国  4分25秒  闘天大名

魁闘勇士ジュニアー  不戦  新竜パンダ

みゆき大力  15分30秒  川風入福パンダ

荒天花形  不戦  石川タッチュー

貴 力  9分6秒  うら庭マックス

新垣ヒーゲー  9分13秒  紋二郎大力

トシヤキング  8分19秒  川田天将王

秀 侍  1分10秒  赤 桜


次回は27日午後1時から本部町の多目的広場内の闘牛場で本部闘牛大会。

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