【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

新春大闘牛大会

新春大闘牛大会

優 勝: 酋長若虎
殊勲賞: 牛頭若力
敢闘賞: 神風荒蜂
技能賞: 大嵩写真光号

対戦結果 左側が勝牛

牛 名 対戦時間 牛 名
酋長若虎 17分23秒 新春王
大嵩写真光号 20分02秒 アグレ優志號
ジュン大将 4分16秒 永玉栄若力
川風入福パンダ 1分49秒 荒吹一番星
照天大道カブラー 8分32秒 貴花天孫王
無天光号 1分37秒 荒風番長
牛頭若力 6分10秒 優心白龍臣
一心力 5分43秒 松田竜神
神風荒蜂 26分45秒 かりゆしカブラー
川田龍神丸 25分52秒 やまぐすく

新春大闘牛大会(二日)は午後一時から石川多目的ドームで行われた。
闘牛ファン、観光客のほか正月を楽しむ地元の家族連れなど約1800人でにぎわった。
10組の対戦が行われた。柵際で高く担ぎ上げられ、頭からもんどりうって倒れる牛や観客席に飛び込まんばかり勢いで走りまわる牛など迫力満点の場面が続出。会場は何度も大きなどよめきに包まれるなど観客は闘牛のだいご味を満喫した。

結びの一番はノンタイトル戦ながら沖縄全島一酋長若虎が登場。新春王を相手に弾むような動きで今年のスタートを切った。体重差190㎏から5分前後で若虎楽勝かと思われたが、新春王が予想以上に大善戦。観客が固唾を呑む場面もあったが、17分で新春王が力尽きた。最後は若虎が豪快な担ぎ上げからからの腹取りで完勝を収め通算戦績を14勝1敗とした。

好カードで人気を集めた4番戦は川風入福パンダがわずか1分49秒で荒吹一番星に圧勝し、場内をわかせた。

新春大闘牛大会
写真説明:新春王(左)をハネ上げ、豪快な腹取りを決める酋長若虎。

新春大闘牛大会
ノンタイトル戦ながら14勝目を挙げた酋長若虎。

<3番戦>
無敗同士の一番は期待どおりの展開に。
序盤から激しい押し合いとなったが、次第に川風入福パンダの
勝り始めた。1分過ぎ、パンダが怒涛の勢いで柵際に荒吹一番星を押し込み、
有無を言わさず留めの腹取りを決め、圧勝した。

新春大闘牛大会
留めの腹取りを決める川風入福パンダ(右)

<7番戦>
新春大闘牛大会
牛頭若力(左)が快勝し、徳之島から沖縄入り(昨年5月)初勝利。

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