【公式】闘牛 in Okinawa Blog

沖縄の闘牛の様子、結果を速報。「闘牛」とは、 沖縄の闘牛はスペインの闘牛のように人と牛が戦うものではなく、牡牛が持つ性質(戦いで順位を決める)を用いて、闘牛場で牛同士を人為的にに戦わせるものです。対戦中、牛の側には闘牛士(勢子)が付き、戦いを鼓舞します。闘牛士は対戦中の牛に、それぞれ一人づつ付きますが、対戦場にいる別の闘牛士(複数)が交代で行います。

新春北部大闘牛大会

天気:晴れ
気温:10.8~17.7℃(平均13.1℃)
風速:2.8m(平均) 最大瞬間9.4m北北東
湿度:40~58

       新春北部大闘牛大会

優 勝: 上里号
殊勲賞: 新星號    
敢闘賞: 北農戦隊岩獣王
技能賞: 屋部小さな兵隊

対戦結果 左側が勝牛

牛 名    対戦時間        牛 名
上里号    10分54秒 闘龍荒鷲
新星號    18分42秒 貴花形
どなんトガイー  0分35秒    800タッチュウー
かめくら2号   10分07秒 スーパーエース104号
北農戦隊岩獣王17分39秒 与那嶺花形篤希号
琉桜風吹     5分32秒 仲村兄弟パンダ
さくらガスヒーゲー 0分13秒 優琉神ゆうな號
二代目雷神王  15分18秒 琉昇天力チビ太
屋部小さな兵隊 20分09秒 イトコ同志号
徳島號      引分 盛パンダ
上原白眉      引分 将龍花形

新春北部大闘牛大会(元旦)は午後一時から今帰仁村営闘牛場で行われた。
“元旦闘牛”として知られるだけに県内各地からの闘牛ファンや観光客など約800人がつめかけた。
昨年7月以来半年ぶりの“野外”闘牛で好天気の下、10組(1組は若牛のアトラクション)の対戦が展開された。
勝負が付く場面では大歓声が再三起こり、観客は2時間余にわたって闘牛の迫力をたっぷりと堪能した。

結びの一番は上里号が闘龍荒鷲を下し、徳之島から沖縄入り2連勝となった。
対戦開始荒鷲の強烈な押し込みで体勢を崩され、危なかった上里号だったが、
強靭な二枚腰でこの窮地を脱出。その後小刻みなもみ合いとなり、
3分過ぎからは上里号が優勢となった。右、左と角を掛け替えながら前へ前へと力強く前進し、
最後は強烈な腹取りで決めた。

新春北部大闘牛大会
闘龍荒鷲(右)に腹取りを決める上里号。

新春北部大闘牛大会
徳之島から沖縄入り2連勝となった上里号(徳之島名:爆力大地)

<5番戦>
一進一退の攻防が延々と続き、長期戦となったが、最後に力を振り絞ったのは
北農戦隊岩獣王。17分、与那嶺花形篤希号が疲れ、足下が乱れるや否や
一気の腹取りを炸裂させ、ついに白星をもぎとった。
新春北部大闘牛大会
腹取りを決める北農戦隊岩獣王(右)

新春北部大闘牛大会
卒業記念のすばらしい思い出をプレゼントしてくれた岩獣王と写真に収まる
北部農林高校の生徒の皆さん。

<6番戦>
新春北部大闘牛大会
柵際に仲村兄弟パンダ(左)運び、強烈なを腹取りを決める琉桜風吹。
風吹は通算8勝目。


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